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自作 「第一之書:ガルガンチュワ物語」と「第二之書:パンタグリュエル物語」は 本名のアナグラムである「アルコフリバス・ナジエ」という筆名を用いて刊行され、 後に本名で『ガルガンチュワとパンタグリュエル』を完成させたフランスの人文主義者は誰? (2011年7月26日 第1回ペトリ皿杯【pdf】 ) タグ:学問・その他 Quizwiki 索引 な~ほ
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polemars はいくつかの意味が指摘されている語。 詩百篇第2巻48番にのみ登場し、古語辞典などにぴったり一致する語は見当たらないものの、文脈からすると「紐」や「綱」の意味に理解するのが最も自然だと思われる。 「荷造り紐」 ピエール・ブランダムールは中期フランス語の poulemart と同じと見なし、「荷造り用の紐」と解釈した。 poulemart なら DLFSやDALF にも載っており、「太い糸、細い紐」(gros fil, petite ficelle)、「武器の一種」(sorte d arme)とある(*1)。 高田勇・伊藤進、ロジェ・プレヴォ、ピーター・ラメジャラーも荷造り紐とする読み方を支持している。 なお、DLFSやDALFでは、poulemartがラブレーの『ガルガンチュア』第2章(有名な謎歌の章)と『パンタグリュエル』(第二之書)第7章(架空書目録を含む章)に登場していることが、紹介されている。 日本語でどう訳されているのか、渡辺一夫訳と宮下志朗訳をそれぞれ掲げておく。 ガルガンチュア第2章の登場箇所また、逞しき荷作縄をばしごき持ちて、/悪弊が庫〔くら〕をば固く警〔いまし〕むるを得む(渡辺一夫訳)(*2) 誤謬のつまった袋も、細ひもで、/強くしばることができようものを(宮下志朗訳)(*3) パンタグリュエル第7章の登場箇所商人用荷作紐(渡辺一夫訳)(*4) 商人の細ひも(宮下志朗訳)(*5) 【画像】宮下志朗訳『パンタグリュエル(ガルガンチュアとパンタグリュエル2)』 海事用語としての綱・紐 poulemartに似た説ではあるが、ジャン=ポール・クレベールはプロヴァンス語の poulemar ないし pouloumar で、帆に使う綱(corde)を意味する海事用語とした(*6)。 LTDF にも確かに載っており、「太い紐」(grosse ficelle)、「帆の糸」(Fil de voile)、「マグロ用の網を作るのに使う糸」(fil servant à faire les filets pour le thon)といった語義が載っている(*7)。 【画像】 WLIKN多目的ロープ 過去の異説 以前には、語順を入れ替えることで chef (指導者)を形容する語と解釈されていた。 アナトール・ル・ペルチエはギリシア語の polemios に由来する「敵」を意味する語ではないかとした(*8)。 エドガー・レオニはギリシア語の polemarchos に由来する「軍事指導者」の意味とした(*9)。マリニー・ローズはフランス語の polémarque (古代ギリシアの軍司令官(*10))としており、実質的に同じである。 ※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
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登録日:2022/09/18 (日曜日) 06 05 00 更新日:2023/11/26 Sun 03 31 08NEW! 所要時間:約 40 分で読めます ▽タグ一覧 KADOKAWA Re ゼロから始める異世界生活 あなざーわーるど いせかる このすば この素晴らしい世界に祝福を! たけはらみのる アニメ アニメ映画 アベンジャーズリスペクト オバロ オーバーロード スタジオぷYUKAI リゼロ 劇場版 劇場版異世界かるてっと 幼女戦記 所要時間30分以上の項目 映画 森川智之 水樹奈々 田中美海 異世界 異世界かるてっと 盾の勇者の成り上がり 芦名みのる 転移 異世界からは 逃げられない 『劇場版 異世界かるてっと 〜あなざーわーるど〜』とは、2022年6月より公開された、クロスオーバーアニメ『異世界かるてっと』の劇場作品である。 ▽目次 【概要】 【あらすじ】 【登場人物】◆尚文チーム ◆スバルチーム ◆ターニャチーム ◆アインズ・カズマサイド ◆ゲストキャラクター 【本作の舞台について】 【今作の敵】 余談【音楽】 【概要】 本作ではTVシリーズに登場した作品のうち、『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re ゼロから始める異世界生活』『幼女戦記』『盾の勇者の成り上がり』の5作品が参戦。 単独で映画化がされていない『盾勇』は今作が初の劇場版作品となる。 TVシリーズ2期終盤の時点で「次をどうするか」という話になった時に、KADOKAWA側から映画の話が持ち込まれた。当初はまだ映画になるかが決まっていなかったので、2期最終話では「続編制作決定」と、どちらにも取れる形のテロップとした。 のちに、TVシリーズでキャラ同士に関係性がある程度構築されていることを踏まえて、がっつりとした映画用シナリオにチャレンジすることとなった。 なお、芦名監督によると『いせかる』には「各作品の陣営キャラは必ず全員登場させる」、その上で「各作品のアニメ本編の進行具合やキャラクターの関係値をその都度反映させる」というルールが存在しているそうで、今作とTVシリーズ2期の間に放映された「リゼロ」のアニメ2ndシーズンが放映された事を受けて、リゼロキャラの関係性が変化している。 【あらすじ】 教室に突如現れたワームホールによって、異世界転移をさせられた2くみの面々。 彼らがたどり着いた地は暴走したゴーレムが支配する荒れ果てた世界であった。 そこで出会ったのは、 めぐみんと似た雰囲気を持つ少女型ゴーレム、 スバルを知る(?)杖をついた男性、 そしてターニャと同じ軍服を着た女性。 様々な運命が複雑に絡み合いつつも 元の世界に戻ろうとするアインズ、カズマ、スバル、ターニャ、尚文達は、 無事にアッセンブルすることができるのか!? 【登場人物】 登場人物紹介にあたって、レギュラー陣については作品冒頭で分断された時のチームごとに紹介させていただく。 そしてチーム名については、それぞれのチームごとにいる各作品の主人公の名前を取らせていただくものとする。 ◆尚文チーム バラバラになった後はいち早く高台へ向かうことを選択、今後の拠点となる集落を発見する。 岩谷尚文(CV:石川界人) お馴染み「盾」の勇者。 主要メンバーとは別のクラスだが、たまたまプリントを配る用事があったために立ち寄ったところでワームホールに巻き込まれた。 今作では目立った活躍は控えめだが要所で活躍。さりげなく料理の腕も披露している。 また、原作ではあまり使われなかった『シールドプリズン』が今作では意外な使われ方で大活躍している。 アクア(CV:雨宮天) お馴染み水を司る駄女神。 今作でもメンバー内で一番騒がしい人物だが、ケロケロしてしまったりアルベドにぶん投げられたりと、ぞんざいな扱いに遭うことも多い。 一方、パンタグリュエルが悩みを抱えている事を見抜き許しを与える、女神らしい一面も見せている。 ちなみに気配が独特らしく、アルベドやコキュートスは目視できない場所から彼女が近づくのを察知している。 マーレ(CV:内山夕実) お馴染みナザリックの女装男子ダークエルフ。 発言は控えめだが、杖を用いた高い物理攻撃力や補助魔法など、戦闘面での実力をいかんなく発揮している。 彼に限らずいせかるメンバー最強戦力であるオバロ陣営は、戦闘が解禁されているとあって活躍の機会は多い。 ラム(CV:村川梨衣) お馴染み強烈な毒舌を持つ赤髪鬼っ娘メイド。 リゼロアニメ第2期の影響から、今作ではレムにべったりしている。 また、後半ではスバルの動きを心配するコキュートスに、スバルを信じる言葉をかけている。 レム(CV:水瀬いのり) お馴染みスバル君大好きな青髪鬼っ娘メイド。 今作では護身用のモーニングスターや得意の氷魔法などで活躍。 また、今作では原作最初期に見せていた、ラムとのW毒舌も見せている。 ケーニッヒ(CV:笠間淳) お馴染み二〇三大隊の顔の細い人。 いせかるで生まれた、アクアとの「顔の細い人!」「ケーニッヒです」の掛け合いも健在。 なお、今作の「幼女戦記」陣営は異世界転移の前に飛行用の魔道具を全員で整備していたため、全員が飛行能力を有している。 ノイマン(CV:林大地) お馴染み二〇三大隊の「だな」の人。 今作では単独だとあまり目立っておらず、ケーニッヒらと協力して行動している。 ドッジボールで一緒となった尚文ともすっかり打ち解けたようで、名前で呼び合い、戦闘中に軽口を叩ける仲となっている。 ◆スバルチーム 無事だったメンバーで状況把握をしていたところ、ゲストキャラであるパンダグリュエルと邂逅。 彼女の迎えによって高台にある集落に迎え入れられ、先に集落に到着していた尚文達と合流を果たす。 スバル(CV:小林裕介) お馴染み「天下不滅の無一文」。 会話パートでは持ち前の物怖じしない性格から、ゲストキャラのアレクやパンタグリュエルと積極的に話しかけている。 今作ではリゼロアニメ2期の影響を受けてベアトリスといつも手をつないでおり、彼女の協力によって戦闘面でも頼れる存在となった。 ベアトリス(CV:新井里美) お馴染みドリル金髪の幼女精霊。 リゼロアニメ2期の影響から、今までツンツンしていたスバルと常に手を繋いでいるなどべったりしており、マーレに不思議がられている。 今作では戦闘面でもスバルとの協力で活躍しているが、他者に対する確かな観察眼も要所で見せている。 パック(CV:内山夕実) お馴染みエミリア第一主義の猫精霊。 今作ではリゼロアニメ2期の影響を受けて、エミリアから少し距離を置いている。 代わりと言うべきかシャルティアとの絡みが多く、冒頭をはじめとして会話シーンが多い。 シャルティア(CV:上坂すみれ) お馴染みナザリックの貧乳吸血鬼。 アインズ一筋ゆえの猪突猛進ぶりや、作戦行動を忘れてしまったりとおとぼけなシーンが多い。 その分、戦闘面においては自身の魔法や能力を駆使して活躍。 アウラ(CV:加藤英美里) お馴染みナザリックの男装女子ダークエルフ。 今作では接触してきたパンタグリュエルを初手で拘束するなど、オバロ陣営らしい荒っぽさを垣間見せている。 戦闘シーンでは鞭で敵を蹴散らすほか、フィーロと息の合った連携を見せている。 デミウルゴス(CV:加藤将之) お馴染みナザリック最高の頭脳を持つ悪魔。 今作ではアインズ不在の中、情報を精査して活動方針を決める、実質的ないせかるメンバーのまとめ役を務める。 戦闘シーンで実力は見せる機会はないが、いせかるでは初となる半魔形態も見せている。 まっすぐな愛情表現を向けるレムとそれを受け止めるスバルに対して、「羨ましい」と意外な本心を見せるシーンも。 ダクネス(CV:茅野愛衣) お馴染みドMクルセイダー。 今作では仲間の問題行動に謝罪したり、問題発言をフォローしたり、戦闘で仲間の壁になったりと真面目な活躍が多い。 一方でドMな言動も健在で、今まで絡みの少なかった『盾勇』メンバーが反応を見せている。 ヴィーシャ(CV:早見沙織) お馴染みターニャの部下である大食いムーミン。 今作でも美食に舌鼓を打っているが、TVシリーズの『いせかる』では見せなかった冷徹な顔を見せる場面も。 戦闘力が高いほうではないが、強敵にも臆さず立ち向かう気概を見せている。 フィーロ(CV:日高里菜) お馴染み無邪気なフィロリアルクイーン。 今作では本来の姿である鳥形態での戦闘で活躍。 前述したアウラとの掛け合いは必見。 ◆ターニャチーム 派手に暴れて仲間達に発見される目的で、襲ってくるゴーレムたちに対して徹底抗戦を選択。 のちに戦闘中の状況を仲間たちが見つけてくれたことで、先に紹介した他チームとの合流を果たした。 ターニャ(CV:悠木碧) お馴染み幼女の皮を被った悪魔。 今作のシリアス面を担当しており、ゲストキャラのヴェラとは緊迫したシーンが多い。 アルベド(CV:原由実) お馴染みナザリックの守護者統括。 本作ではヴィーシャやラフタリアを叱咤するなど、他作品のキャラとの絡みも多い。 TV版でも見せた彼女のパワーは今作でもいかんなく発揮されているが、意外な技能を披露する場面もある。 コキュートス(CV:三宅健太) お馴染みナザリック随一の武人。 主に戦闘シーンで活躍しており、『不動明王撃(アチャラナータ)』というスキルも披露している。 今作ではリゼロ勢との絡みが多い。 めぐみん(CV:高橋李依) お馴染み厨二病のアークウィザード。 今作では初手で爆裂魔法をぶちかましたため、しばらくの間ダウン。 しかもスティール発動直後のカズマに割り込んだため、パンツを奪われてしまった。 今作のゲストキャラであるパンタグリュエルとの一目で通じ合い、分かり合う邂逅シーンは必見。 ヴァイス(CV:濱野大輝) お馴染み二〇三大隊次席指揮官。 堅実なので目立つことがないかと思いきや、終盤思わぬ形で活躍することになる。 グランツ(CV:小林裕介) お馴染み二〇三大隊の不憫枠。 今作ではTVシリーズで絡みの多かっためぐみんのダウンに伴い、不在のカズマに代わって彼女をしばらくの間背負うことに。 なんだかんだで付き合いが長いため、パンタグリュエルに出会ってから、めぐみんがすぐに元気になった事を不思議に見ていた。 エミリア(CV:高橋李依) お馴染みマジ天使なエミリアたん。 今作ではスバルと共にゲストキャラであるアレクとの絡みが多い。 戦闘面での活躍もあるが、リゼロアニメ2期の未見者ならば誰もが驚く実力を見せることになる。 ラフタリア(CV:瀬戸麻沙美) お馴染み尚文の「剣」を務める狸少女。 襲ってくるゴーレムに心を痛めるなど、戦いだからと割り切れない面を見せており、ターニャから「まとも」と評されている。 1期時点の戦闘力なので実力はまだまだ頼りないが、ヴィーシャ同様に強敵にも果敢に立ち向かっている。 ◆アインズ・カズマサイド 諸事情から仲間たちとすぐに合流できず、少数で行動を取ることになったメンバー達。 アインズ(CV:日野聡) お馴染み偉大なる至高の御方。 教室でちょむすけを撫でていたところ。突如出現したワームホールに真っ先に飲み込まれた。 辿り着いた謎の遺跡で遭遇したヴェラ、そして合流したカズマと共に、元の世界へ帰るための手段を探る事となる。 原作の「威厳ある態度」を早々にカズマに崩されたこともあって、ヴェラとは対等な関係として誠実に接しており、好感を持たれている。 そういう事情から、カズマやヴェラに対してある程度「素」を思わせる表情を見せている。 諸事情から、精神抑制でも抑えきれないほどの羞恥心に襲われながら中二病(めぐみん)を演じることになる。(*1) ちょむすけ(CV:生天目仁美) お馴染みめぐみんの使い魔兼ペット。 アインズに撫でられていた所でワームホールに真っ先に巻き込まれ、アインズと行動を共にすることに。 冒頭でアインズは「猫っぽい何か」と感じていたが、(このすば続編アニメに配慮してか)正体について詳しく触れられることはなかった。 カズマ(CV:福島潤) お馴染みクズマさん。 転移当初は他のメンバーと行動していたが、冒頭のゴーレム戦で真っ先に吹き飛ばされたことで他のメンバーとはぐれてしまう事に。 道中で見かけたヴェラを追いかけ、辿り着いた遺跡でアインズと合流。ヴェラの目的に協力することに。 シリアスな空気をぶち壊すトリックスターとして存在感は抜群。今作では原作キャラ以外の下着も奪うぞ! ◆ゲストキャラクター パンタグリュエル(CV:田中美海) 左目に眼帯をつけた明るく活発な性格の少女型ゴーレム。 名乗りの際にドヤ顔でポーズを決めたりするなど、見た目も相まって誰かさんを彷彿とさせる出で立ちをしている。 直接的な戦闘力は持たないが、小型ゴーレムを従える機能や他者にエネルギーを分け与える機能など、様々な機能を有している。 アレク(CV:森川智之) ゴーレムだらけの世界で暮らす赤毛の中年男性。 足が悪いようで、歩くときは片足を引きずるようにしており、常に杖を用いている。 常に飄々として穏やかな人物で、突然集落に現れたいせかるメンバーも温かく迎え入れている。 Twitterの人物紹介によると「人や物の価値を見極めることができる『目利きの加護』を持っている」とのこと。 また、スバルとの邂逅ではどこか違った反応を見せているようだが…? ヴェラ・ミトロヒナ(CV:水樹奈々) ターニャと同じ帝国の軍服に身を包む女性。Twitterの事前情報によると年齢は20歳。 かつてはパンタグリュエルやアレクと暮らしていたが、現在は異世界にある遺跡でゴーレムたちを従えている。 カズマのちゃかしたアインズの名前紹介を真に受けるほど生真面目な性格だが、なぜか「嘘」に対して非常に敏感。 自分しかいないはずの遺跡に突如現れたアインズ(とちょむすけ)、さらに遅れて現れたカズマに警戒するも、やり取りをするうちに打ち解け、元の世界へ帰るために協力することになる。 ただ、誠実な対応をするアインズはともかく、出会って早々に自分の下着を奪ったカズマに対しては当たりが厳しめ。 帰る目的について聞かれたときに、「私の戦争を終わらせるため」だと語っているが…? 【本作の舞台について】 異世界 今作の舞台で、いせかるの舞台となっている学校のある異世界とはまた別の異世界。 森や川に囲まれた自然豊かな地域のようだが、砂地に覆われたエリアなど、多種多様な地形が存在しており、石で出来た橋や建物跡など、文明のあった名残もちらほらと残っている。「ブレワイ」のハイラルをイメージすると想像しやすいかもしれない。 冒頭でパンタグリュエルが卵を取っていることから生物はいるようだが、その彼女によると「異世界で生きている人間は2人だけ」との事。 集落 パンタグリュエルとアレクが生活している場所で、高台の上に存在している。 小型ゴーレムたちが農作業に勤しんでおり、木で出来た家屋など、中世レベルながら生活基盤は整っている様子。 また、集落の奥には古びた大聖堂がある。ステンドグラスが張られているなど造りは本格的。 遺跡 現在ヴェラが根城としている、周辺が荒野となっている丘の上にそびえ立つ謎の建物。 建物内部にはいくつかの部屋があるが、最深部には小型ゴーレムのほか、『オーバーロード』に登場する戦略級攻城ゴーレムも何故か複数体鎮座している。また、最深部には「元の世界へ戻る装置」という、巨大な円形のオブジェがある。 【今作の敵】 戦略級攻城ゴーレム 『オーバーロード』に登場するゴーレムで、ナザリック第四階層守護者『ガルガンチュア』と全くの同型。 素のステータスだけで守護者の地位を与えられている(*2)とあって、デミウルゴスをしてターニャから勝ち目を問われたときは「(勝ち目は)0かと」と回答。アインズもカズマに対して「めっぽう相性が悪い」と語っている。 デミウルゴスが「ナザリックにおいて物理攻撃力は最強」と語っていたが、実際に尚文のスキル『エアストシールド』で呼び出せる盾も一撃で破壊している。 オバロ世界ではないにも関わらず、アインズが飛ばされた遺跡には、なぜか複数体が鎮座している。 今作の舞台に飛ばされたメンバーは突然このゴーレムに襲われ、結果としていせかるメンバーが分断されてしまった。 小型ゴーレム 本作オリジナルのゴーレム。灰色の石のような素材で作られている。 パンタグリュエルのように意思を持っておらず、ヴェラやパンタグリュエルの命令に従っている。 農作業など細かい作業もこなすことが可能で、2体で合体して乗り物になるなど、攻撃面以外では多機能。 戦闘力は高くなく、いせかるメンバーの多くが破壊可能だが、とにかく数が多い。 以下ネタバレ注意 パンタグリュエル 実は300年以上前から稼働しており、元の世界へ帰る方法を知っていた。 しかし、孤独に暮らしていた頃に戻ることを恐れていたため、周囲には「元の世界へ帰るための方法はない」と嘘をついていた。 だが、その嘘がヴェラと別れる原因となったことから、嘘をつくことが正しいことなのか思い悩んでおり、悩んでいたことをアクアに見抜かれたことを機に真実を打ち明けることを決意。 彼女の身に着ける眼帯が元の世界へ戻る装置を起動させる鍵となっているが、彼女自身もまたある目的を持つ「鍵」である。 ヴェラ・ミトロヒナ 「幼女戦記」世界からの転移者であるが、実は帝国軍人ではなく、帝国の敵対国である「合州国」の諜報員(エージェント)。(*3) 帝国出身の両親と共に合州国で平和に暮らしていたが、帝国が戦争を始めたことで周囲の目が一変。昨日まで親しかった人々から非難の目と共に迫害され、肩身の狭い思いをして生きてきた。 その後、合州国の諜報員に志願して帝国に潜り込み、周囲を騙し続けながら生きてきた自分を非常に嫌悪しており、それゆえに「嘘」を異常なまでに嫌うようになった。 ▽入場特典の小冊子には、彼女の帝国の日々について詳しく書かれている。 合州国で諜報員としての訓練を受けたのち、帝国へ「帰国」するための交換船で帝国に渡り、首尾よく帝国軍に入り込んだ。 本人は前線勤務を希望していたが気質だけでなく魔力も一切持っていなかったため前線への適性はなく、逆に後方勤務では生真面目さゆえに優秀と判断されたことから後方に回された。 だが、そこで待っていたのは、自分を温かく気遣ってくれる上司、人間味溢れる職場の友人といった、世界から見た「邪悪な敵」というイメージからはかけ離れた、人を思いやりながら懸命に日々を生きる帝国の人々の姿であった。 良心の呵責に苛まれながらも帝国で仕事をしつつ諜報員としての任務をこなすが、戦況の悪化で後方勤務の人間も前線に回されるようになる。職場の友人たちが前線に送られる中、自身は事務能力の高さから後方勤務を続けることになるが、後にその友人たちが前線で戦死したことを知らされ、最期の手紙を家族の元へ届ける役割を与えられることとなった。 その後もひたすら働き続け、時には勲章を貰うこともあったが、その裏では嘘と良心の板挟みで心が限界を迎えており、誰もいない自分の部屋では泣きながら酒を飲み続ける日々を送っていた。そんな時、『いせかる』が始まるきっかけとなった赤いボタンが突如部屋の中に出現。深酒で朦朧とした意識の中でヴェラは思い切りボタンを拳で叩いていた。 小冊子の最後は「音は鳴ったが何も変わらなかった」と締めくくられているが、おそらくは時間差で今作の舞台となる異世界へ飛ばされたと考えられる。 飛ばされた異世界でパンタグリュエルとアレクに出会い、「元の世界へ帰る手段はない」と伝えられたこともあって、彼らの集落で生活していた。だが、パンタグリュエルの部屋で元の世界へ帰る方法が記された日記、そしてゴーレムたちを操ることのできる指輪を見つけたことで、嘘をついていた二人と袂を分かち、元の世界へ帰る方法を探す傍らで、ゴーレムたちの性能を試していた。 そして元の世界へ帰る理由である「私の戦争を終わらせる」が意味するのは、この異世界にあるゴーレムを元の世界へ持ち込み、帝国を滅ぼすため。 日記にあった『中二病の証』が何を意味するのか見当がつかずに調査が滞っていたが、アインズとカズマの情報提供からパンタグリュエルの持つ眼帯こそが元の世界へ帰るための鍵であることに気づき、集落に戻ってアレクと対立。そして何も知らずに現れたパンタグリュエルを連れ去ろうとする。 パンタグリュエルを助けようとしためぐみんが同じ中二病である事に絶句する中、現れたターニャとヴィーシャに対して自分の素性を語る。見解の相違からすれ違う中、思いつめた表情でパンダグリュエルの拉致を強行。当然阻止しようとするターニャ達だったが、アインズがよこしてくれた護衛の協力もあってパンタグリュエルの拉致に成功。 そしていざ施設を動かそうとする中、駆け付けたアインズとカズマがターニャの仲間であることから敵対を宣言。パンタグリュエルやアインズの静止も効かず、遂に装置を起動させてしまうが…? デスナイト 『いせかる』で登場した『オーバーロード』のキャラクターであるが、今作でも登場。 今作では『中二病の証』を回収に向かうヴェラの護衛として、アインズに召喚される形で登場。(*4) ターニャとヴィーシャは予想外の乱入者に、めぐみんはデスナイトに同行していたちょむすけと、カズマに物語冒頭で奪われたはずの自身の下着が腕に付けられているのに気づいて絶句。その間にヴェラとパンタグリュエルを連れてその場を離れ、遺跡までの帰り道ではヴェラを遺跡まで送り届けた。 ちなみに、同行していたちょむすけはデスナイトから降りた後、めぐみんの元へ駆け寄っている。(*5) この邂逅によりアインズ(とカズマ)がヴェラのいる遺跡にいることが確定したため、合流したメンバー全員で遺跡に乗り込むこととなる。 アレク 実は元の世界に帰る方法があることを知っており、パンタグリュエルの嘘にも気付いていた。 だが、自分を助けてくれたパンタグリュエルの笑顔が曇ることは望まなかったため、パンタグリュエルの傍にいることを選んでいた。 スバルとエミリアから元の世界が辛かったのかと聞かれた際には、「(元の世界では)一人じゃなかった」となんだかんだで楽しかったことを伝えている。 また、話の中でエミリアについても、「知っているよ、ずっと前から。君がすごーく(・・・・)いい子だってこと」と発言していた。 メンバーが遺跡に乗り込むための決戦にも同行していたが、エミリアの一言からパンタグリュエルとヴェラの二人ともう一度話をするためにスバル達に協力を依頼。尚文、ターニャと共に遺跡へ向かう。 博士(CV:チョー) 事前情報にはなかった「このすば」の登場人物。作中では回想のみで登場。 『このすば』本編や『いせかる』TVシリーズで暴れた機動要塞デストロイヤーの制作者で、魔法に長けた「紅魔族」誕生にもかかわっている天才科学者。そして、手当たり次第に作ったものが何かしらの形で後世に迷惑をかける、要注意人物でもある。 突如出現したワームホールによって300年前の異世界に飛ばされ、元の世界に帰るための研究の過程で『世界を焼き尽くし、封印を余儀なくされるほどの危険なゴーレム』を作り出してしまった。 異世界の日々を日記にまとめて遺跡内に残しており、カズマとアインズが整理されていないためにヴェラが調べなかった博士の部屋から見つけることとなる。なお、日記の書き手が博士であることに気づいたカズマは「お前か―――――!!!」と絶叫していた。 日記には元の世界へ帰るための情報だけでなく、ゴーレムを操るもう一つの指輪がついており、カズマの手で有効活用されることとなった。 戦略級攻城ゴーレム 遺跡に乗り込もうとしたメンバーに対して、ヴェラの指示によりいせかるメンバーの前に立ち塞がる。 先に触れたデミウルゴスの言葉は伊達ではなく、最強戦力であるオバロ陣営を以ってしても、ぶっ飛ばすくらいで破壊は出来なかった。 そんな強敵を一網打尽にするため、ある作戦が行われた。 ▽その作戦とは ゴーレムたちをあらかじめ作っておいた巨大な穴(*6)に放り込んで一ヶ所にまとめた上で、めぐみんの爆裂魔法で一気に破壊すると言うもの。 以下、大きな役割を果たした面々をまとめる。 アクア、アルベド 作戦に必要な巨大なドアの作成を担当。当初はアクアだけに頼まれていたが、彼女だけでは不安だとアルベドもドア制作に参加。 どこからともなく工具を取り出し、二人がかりで巨大なドアと手のひらサイズのドアを作成。短時間ながら精巧な装飾が施された出来に依頼したスバルも驚いていた。 ヴァイス、ノイマン、ケーニッヒ、グランツ 巨大なドアの材料となる資材の運搬、並びに完成した巨大ドアを落とし穴の上で浮かべる係を担当。 スバル、ベアトリス ゴーレムを魔法で落とし穴に落とす係を担当。 手のひらサイズのドアを扉魔法で巨大なドアとつなげた即席の扉魔法『ノンストップ・アビス』で次々と落としていく。 仲間のサポートもあって、何とか全てのゴーレムを落としたと思われた矢先、遅れて最初に襲ってきたゴーレムが現れ、マーレに襲い掛かるが… カズマ ヴェラが装置を起動させた後、「仲間に状況を知らせてほしい」というアインズの指示で、『潜伏』を使い遺跡から脱出していたが、色違いの戦略級攻城ゴーレムを引き連れてマーレの危機を救い、最後のゴーレムを穴に放り込んだ。 カズマが連れてきた謎のゴーレムだが、メンバーからはぐれていたカズマが「岩」と思って登ったものと色が同じであることから、遺跡から脱出した後で「岩」がゴーレムであることに気づき、持ってきたもう一つの指輪で操作したと考えられる。 めぐみん 穴に落としたゴーレムを破壊する役割を担当。 冒頭で爆裂魔法を使ったためにダウンしていたが、パンタグリュエルに魔力を貰ったことで回復しており、決戦が始まってからずっと詠唱を唱え続け、準備が整ったところで最大まで高まった爆裂魔法をもって、オバロ陣営でも倒し切れなかった戦略級攻城ゴーレムを完全粉砕して見せた。 『一発撃つだけで魔力と体力も持っていかれてダウンしてしまう』『広範囲への高威力ゆえに撃てる場所が限定される』『雑魚ならもっと効率のいい魔法がある』とネタ要素が指摘される爆裂魔法だが、実は『このすば』原作16巻で『当たれば神だろうが魔王だろうが確実にダメージを与えられる』と明記されており、今回の作戦ではその特性が見事に活かされた形となった。 その一撃を見たカズマは「どうでしたか?」と聞いてきためぐみんに対し、「百点満点だ!」と返していた。 暴走ゴーレム 遺跡に封印されていた「元の世界へ帰るための鍵」の正体であり、今作のラスボス。 それまでの人型だったゴーレムたちと違い手足が長いモンスター風の見た目で、地上では四足歩行。割れた胸部からは巨大な宝玉が埋め込まれている。 それまでのゴーレムがしてこなかったビーム攻撃を口から放つほか、魔法を無効化させる蒸気を発生させながら空を飛ぶことも可能で、アインズの放った第十位階魔法『隕石落下(メテオフォール)』ですら無傷で凌ぎきった。 ゴーレムを操る指輪の命令は一切受け付けず、ただひたすらに目の前のものを破壊するように暴れ回る。 その暴走を止める方法はただ一つ、ゴーレム封印の鍵であるパンタグリュエルをゴーレムの左目に取り込ませる方法のみ。だが、取り込まれたパンタグリュエルはゴーレムの中で意識を失ってしまうため、実質的にパンタグリュエルを犠牲とすることに他ならなかった。 パンタグリュエルは全てを覚悟の上で、アインズと遺跡へ駆け付けたターニャ達に、ゴーレムの元へ届けてほしいと依頼。アインズと尚文が黙って見つめる中、彼女の自由意志から生まれた覚悟を汲み取ったターニャは願いを聞き入れる決断を下す。 そこまで想定していなかったヴェラは呆然としながら「死」に向かおうとするパンタグリュエルを止めようとするが、ターニャの一喝とアレクから諭されたこともあって、最後はアレクと共にパンタグリュエルを見届けることとなる。 そして最後の作戦として、パンタグリュエルを暴走ゴーレムへ届けるための投擲リレーが始まるのであった。 ▽作戦メンバー アインズ 魔法を無効化する蒸気の除去、及び目的の伝達を担当。 ありったけの強化を自身に行ったのちに『大顎の竜巻(シャークスサイクロン)』という魔法をもって、蒸気を一時的に吹き飛ばした。 併せて目的の伝達にも魔法を使うも、「パンタグリュエルをどうするか」を伝えきる前にゴーレムのビームで伝達媒体を消されてしまうが…。 デミウルゴス 作戦立案を担当。 ゴーレムに阻まれて不完全となってしまったアインズからの伝言を「なるほど」と言うや完璧な形で解釈して、即座に作戦を立案、メンバーを選抜した。 その手際の良さは、散々「なるほど」にツッコミを入れていたスバルも感嘆させるものだった。 カズマ 合流時に連れてきていた色違いの戦略級攻城ゴーレムを用いて、今の場所から動かさないよう足止め役に選ばれる。 幸いパワーだけなら暴走ゴーレムに負けておらず、最後まで目的を果たしている。 ターニャ 投擲の一番手を務め、詠唱で魔力を高めてからのジャイアントスイングで投げ飛ばした。 なお、直前で「神は嫌い」と言っておきながら神を賛美する詠唱を唱えていることに対して、尚文とパンタグリュエルに視線でツッコミを受けていることに気づいていた。ぶん投げた後は尚文に釈明しており、尚文から「…難儀だな」と同情されることとなった。 ヴァイス 投擲の二番手を担当。まさかの抜擢枠その1。 シャルティアやコキュートスといった強者も近くにいる中の抜擢に、本人も驚愕していた。 ならば自分がやりたいとダクネスが言ってきたが、「ダクネスだと不安だから」と断っており、受け取った衝撃に悶絶しながらも次の相手へ投げ飛ばした。 レム 投擲の三番手を担当。 「ここが見せ場です」と発言しているが、ラムから「発言がバルスに似ている」とツッコまれている。 フィーロ 投擲の四番手を担当。 アウラの指示でビームを避けながら、飛んできたパンタグリュエルに、鳥モードに変身してからの頭突きで次の相手へ送り届けた。 アルベド 投擲の五番手を担当。 パンタグリュエルを頭上で受け取るや否や、担ぎ上げた状態から一気にぶん投げた。 エミリア 投擲の六番手を担当。彼女だけはデミウルゴスが選ぶ前に自ら志願している。 受け取ったパンタグリュエルをジャイアントスイングで勢いよくぶん回し、アンカーのスバルに託した。 スバル 投擲のアンカーを担当。まさかの抜擢枠その2。 ヴァイス同様強力な面々がいる中の抜擢に反論するが、デミウルゴスから強く推され、ベアトリスからも「(デミウルゴスは)出来ないことは頼まない」と勧められたので、やけ気味に引き受けることに。 エミリアから受け取ったパンタグリュエルをベンチプレス90kg(*7)+『見えざる手(インビジブル・プロヴィデンス)』45kgの力も合わせた、ベンチプレス135㎏の力を込めたジャイアントスイングで投げ飛ばし、見事役割を果たした。 パンタグリュエルを左目に取り込んだことで沈静化したゴーレムは、胸部の宝玉を取り出し、握りしめる。その手の中にはやってきた時と同じワームホールが出現。 いせかるメンバーは「戻る場所は自分たちの世界ではなく学校になるだろう」と半ば確信しながら思い思いに帰る中、先に異世界を訪れていた二人にも選択の時が訪れていた。 ▽それぞれの選択 アレク いせかるメンバーがワームホールへ入る中、パンタグリュエルを見守るためにこの世界へ残る事を選択。 別れの挨拶に来たスバルとエミリアに、「スバルくん、エミリアくん。君たちの物語が幸せな結末になることを望む」と語るや、唐突に名乗りを上げる。 + 以下ネタバレにつき格納、特にリゼロファンは注意! 我が名はアレク・ホーシン! ホーシン!? パンタグリュエルの友人にして、この荒れ地を開拓せしものやぁ! …なんてね。 彼の本名はアレク・ホーシン。 リゼロ本編から400年前の過去で活躍した人物で、カララギ都市国家の建国に大きく貢献したとされる『荒れ地のホーシン』その人である。 この記事で初登場となるキャラクター紹介の見出しを「◆ゲストキャラクター」としたのは、彼が本作のみのオリジナルキャラクターではなく、今作で初めてビジュアルを含めて人物像が明かされた原作キャラである事が理由。 小冊子によると年齢は40歳以上。エミリアに瓜二つのハーフエルフの少女にして「嫉妬の魔女」であるサテラに救われたことをきっかけに、「強欲の魔女」エキドナ、「初代剣聖」レイド、ルグニカ王国最後の「獅子王」ファルセイル、「大賢人」フリューゲルと一緒に旅をしていたが、気付いたら今作の舞台である異世界に飛ばされた模様。 3ヶ月間荒野を放浪していて誰にも会えないことに絶望し、ゴーレムに襲われる直前でパンタグリュエルと出会ったという。 アレクの杖にある『ホ』のマークはホーシン商会のマークである事や、集落でスバル達に振る舞った食事がお好み焼き(*8)だった事など、細かいながら伏線がいくらか存在していた。 リゼロ原作者である長月先生が今作でアレクを登場させた理由についてだが、元々長月先生は外向けに作ったキャラでも逆輸入してしまう悪癖持ちで、「『いせかる』なら誰が転移していても不自然ではないので、最初からリゼロに登場しているキャラを入れちゃえば、逆輸入する手間が省けると考えた。まだビジュアルがなく、名前もハッキリとはしておらず、原作ファンが驚いてくれるキャラは誰だろうと絞り込んだら、唯一該当したのがアレクだった」とパンフレットで答えている。 『昼灯行=ぼんやりした人、おじさんのイメージ』というイメージや、何となくの設定は頭にあった(*9)のでそれを元に設定を作ったが、原作でアレクをしっかり書くのはかなり先の予定だったので、細かい設定は(少なくともインタビューの時点では)完全に固まっていない模様。 名乗りを受けたスバルとエミリアは彼の名乗りから何かを感じ取ったようだが、深く追及することはしなかった。 ヴェラ・ミトロヒナ 別れの挨拶でターニャから不器用な励まし(*10)を受け、思わぬターニャの人情から笑顔になった後、帝国の敬礼を交わし、それまで呼んでいなかったターニャの名前(*11)を呼んで別れを告げた。(*12) そして一番世話になったアインズとも握手を交わしたのちに、最後に残ったメンバーと共にワームホールへ向かうが、最終的にはアレク同様パンタグリュエルを見守るため、異世界へ残る事を選択。 アレクと共にワームホールで元の世界へ帰るメンバーたちを見送ったのであった。 …これで良かったのかい? ああ。…だって、独りは寂しいからな。 そうですよー!独りは寂しいんです! パンタグリュエル 暴走ゴーレムの右目に取り込まれていたはずの彼女が、ラストでまさかの復活。 実はワームホールが消える直前、カズマがワームホールから手を伸ばしてスティールを実行。 彼女がゴーレムであったためにスティールが適用されて、右目の中から引き抜かれていた。(*13) 直後にワームホールが消えた事で、パンタグリュエルはカズマの手元ではなく、ワームホールが消えるのを見送っていた二人の後ろにあった瓦礫の中に落下していたのであった。 まさかの再会に泣きながらこれまでの謝罪と「おかえりなさい」を伝えるヴェラ、そして再会を喜ぶアレクに対し、パンタグリュエルは「ただいま」と返すのであった。 なお、アインズはカズマがスティールを使った事を見抜いていたが、カズマが何も語らない事もあってスティールが失敗したと思っていた。 しかし、めぐみんだけはカズマの目論見が成功したことを確信しており、アインズと話を聞いていたターニャに「失敗はしていませんよ」と返していた。 + EDで明かされるお話 輝煌戦士ねこにゃん 事前情報では明かされていなかった4人目のゲストキャラクター。 今作のために提供されたオリジナルキャラクターであるが、尺の都合で丸々出番が削られてしまい、EDのエンドロール内に彼の経緯が描かれるのみになった。 白を基調とした全身鎧を身に纏っている、青髪の人間の青年。 パンフレットによると、アインズと同じく『オーバーロード』の世界へと転移した、VRMMOゲーム《ユグドラシル》のプレイヤー。職業はタンク職の聖騎士。 『始原の竜王』というモンスターと戦う直前に、1体の戦略級攻城ゴーレムと共に300年前の異世界に転移してしまう。 その後は同じく転移してきた博士と出会い、ねこにゃんが持っていたアイテム『ごろにゃん大王』を使い、共同で戦略級攻城ゴーレムの複製や小型ゴーレムの建造に携わるも、研究中であった強力なゴーレムが暴走。 ゴーレムの暴走を止めるため、残っていた『ごろにゃん大王』のエネルギーを使い、博士と共に創ったパンタグリュエルと共にゴーレムに立ち向かい、封印に成功。 その後、『ごろにゃん大王』の最後のエネルギーで元の世界へ帰るためのワームホールを作成。博士が帰還を選択する中、彼は「多分俺は戻れないから」と言ってこの世界に残ることを選び、この世界で生涯を全うした模様。 丸山先生曰く、「『オーバーロード』の世界に転移した後は、ハーレムを作り子供もいた」との事。 余談 アベンジャーズへのリスペクト 元々『異世界かるてっと』の始まりが「異世界作品でアベンジャーズやろうぜ!」というものだったが、本作のシナリオ作成に当たって芦名監督が長月先生へ助力を依頼したところ、「カズマが『アッセンブル』と言うならいいですよ」と語っており、実際にカズマが『アッセンブル』を口にするシーンが存在している。(*14) 今作におけるリスペクトの最たるものが本作最後の投擲リレーで、『エンドゲーム』終盤で行われた『バトンリレー』をオマージュしたものである。 なお、当初は『異世界かるてっと~えんどげーむ~』というド直球な表題だったらしいが、発表前にKADOKAWAからストップがかかった…というのは、パンフレットの芦名監督の弁。 アインズとカズマについて ストーリーのほとんどをメイン集団から外されている二人だが、芦名監督によると「扱いが難しいから隔離した」とのこと。 アインズは純粋にその能力から様々な局面に対応できるため。アインズ役の日野氏もパンフレットのインタビューで「ただでさえ強力なオバロ陣営が、アインズの下で徹底した連携が出来てしまう」と語っている。 カズマは戦闘力こそ低いものの、どんな物語も『カズマの物語(このすば)』にしてしまう『主人公力』の高さゆえに隔離されたとのこと。ちなみに、長月先生がカズマを『アッセンブル』役としたのは、「カズマが一番キャプテン感があるから」とのこと。 今作のシナリオについて 普通原作付きのシナリオだと5~6稿で決定稿になるところ、今作では各原作者との擦り合わせなどもあって、最終的に30稿に及んだ。 上映時間は110分とかなり長め(*15)だが、これでも削りに削ったそうで、当初は3時間以上になっていたとの事。 それに伴い、パンフレットの各原作者のインタビューでは様々なエピソードが登場しているので、いくつか紹介させていただく。 ▽エピソードまとめ ガルガンチュアについて 今作登場する『戦略級攻城ゴーレム』がナザリックでは『ガルガンチュア』と呼ばれているのは前述のとおりだが、芦名監督はあの形のゴーレム全ての『正式名称』がガルガンチュアだと思っていた。 丸山先生は「ガルガンチュアの方がしっくり来ていいかなー」と思って企画書やシナリオのチェックは通したそうだが、製作に入った段階で名前について指摘、最終的には今の形に書き直されている。 レムとラムのW毒舌について 今作でレムとラムのW毒舌が尚文に対して披露されるのだが、当初芦名監督が考えられていたのをリゼロ原作者の長月先生が一度手直ししている。 だが、相手が尚文なので若干マイルドにしていた芦名監督の初稿と比べて長月先生が手直しした罵倒内容があまりにきつく、それを見た尚文役の石川氏が「これ尚文絶対キレますよ…」と苦言を呈すレベルのものだったため、改めてマイルドに書き直している。 スバルの見えざる手について 今作で登場した見えざる手だが、(以前の使用者の印象があまりに強すぎたのか)芦名監督やスバル役の小林氏はもっと強力な技だと思っていた。 脚本の段階ではその齟齬に長月先生も気付かなかったが、絵コンテの段階で長月氏が「見えざる手」が強すぎる描写になっているのに気付いたことで指摘し、セリフとその部分の絵を修正している。 尚文のスキルについて 今作では『シールドプリズン』が移動手段として用いられているが、最初は芦名監督が思いつき、『盾勇』原作者のアネコユサギ先生から「尚文だけでは1㎜も動かせないけど、運ぶ人がいれば動かせる」と回答したことで採用された。 なお、当初は『エアストシールド』の上に乗って動く案もあったそうだが、こちらは空間に固定して盾を作り出すスキル(*16)なので不採用となっている。 パンタグリュエルについて 名前の由来は、フランス・ルネサンス期の作家、フランソワ・ラブレーが著した、巨人族のガルガンチュアとその息子パンタグリュエルの活躍する『ガルガンチュアとパンタグリュエル』という物語が元ネタ。 その名前から想像できる通り、『オバロ』本編で登場している『ガルガンチュア』の名前も同じネタから採用されていることがパンフレットで明かされている。 パンタグリュエルの目に込められているエネルギーは輝煌戦士ねこにゃんが持ってきた『ごろにゃん大王』というアイテムだが、博士が『コロナタイト』と聞き間違えたというエピソードもあった事が明かされている。(*17) ヴェラについて 芦名監督の「翻弄された者」という構想の下、カルロ先生と相談しながら生み出されたキャラクターだが、まず「ヴェラに魔力があるかないか」で芦名監督と原作のカルロ先生との間で紛糾したとの事。 芦名監督はゲストキャラの二人は戦えない事が確定しているので、どうしても戦えるキャラが欲しいからと交渉もしたが、カルロ先生の意見(*18)を曲げるには至らず、ナイフを持った女軍人としてキャラが詰められていった。 そのナイフについても、カルロ氏が考えていたのは銃とナイフが合体した武器(ナイフピストル)だった事で意見が分かれたが、デフォルメされたキャラだとその武器を持たせるのが難しく、また武器としての殺傷力も高すぎたことから、映像ではナイフのままとなった。 なお、特典の小冊子ではナイフピストルを取り扱っている。元々郵便配達人だった曽祖父が、護身用として扱っていたものと言う設定。 あと、「ロシアによるウクライナ侵攻」という今の時勢までは予測していないと、芦名監督はパンフレット等でこぼしている。 劇場前の注意について 映画鑑賞前の注意事項の説明役として、2くみ担任のロズワール(CV:子安武人)と、副担任のレルゲン(CV:三木眞一郎)が担当。 また、『オバロ』のパンドラズ・アクター、『このすば』のバニルとウィズ、『幼女戦記』のルーデルドルフとゼートゥーアがセリフなしで登場している。 【音楽】 主題歌『メロディックロードムービー』 歌:鈴木このみ feat.伊東歌詞太郎 作詞・作編曲:ヒゲドライバー 2022年5月に発売された鈴木このみの5thアルバム『ULTRA FLASH』で視聴が可能。 ▽帰ってきた先に待ってたのは オットー(CV:天﨑滉平) リゼロアニメ1期から登場し、2期でエミリア陣営に加わった行商人で、2くみのメンバーが再び教室で授業を受ける際にしれっと席に座っていた。 担任のロズワール曰く「新しい転校生」で、気付いたらこの異世界に来ていたとのこと。 ガーフィール(CV:岡本信彦) リゼロアニメ2期から登場した、「クレマルディの聖域」の顔役の青年。 状況がわからない中、出会ったスバルを大将と呼びながら肩組みしていた。 追記修正は、異世界行きのワームホールに飲み込まれてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アレクの正体が良くも悪くも意外すぎて驚いた 原作の読者の仮説の一つが、こんな形で崩れるとは…… -- 名無しさん (2022-09-18 19 30 39) 上映時間みて15分アニメがこんな長くなるか、て驚いたもんだ -- (2022-09-18 19 30 54) デレたベア子と記憶のあるレムの初の共演作品 -- 名無しさん (2022-09-18 19 33 27) 180分以上を110分に縮めたことで、意外と「間」を読む必要があるので、そういった意味でも見応えある作品でした -- 初期投稿者 (2022-09-18 21 35 13) 映画にまでなるとはこの番組も出世したな -- 名無しさん (2022-09-18 23 38 01) 完全にテレビのあのノリを想定していたのでシリアスパートも多くてめちゃめちゃ面食らった。あと主題歌がいせかるとそれぞれの出身作品の総括っぽくて凄く良い -- 名無しさん (2022-09-19 09 43 05) 唯一該当するのがアレクのみ……つまりフリューゲルの容姿はもう読者にバレている…? -- 名無しさん (2022-09-19 11 52 42) 各原作者との調整で監督が文字通りハゲてそう -- 名無しさん (2022-09-20 19 01 11) あと、パンフレットによると各キャラの活躍で偏りが出ないようにも配慮されているとの事…本当にハゲてそう -- 名無しさん (2022-10-10 22 49 47) ペテルギウスとラナー姫はほかの映画に出てて忙しかったのかな -- 名無しさん (2023-05-28 15 40 12) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/38910.html
ガルガン・チュリス UC 火文明 (3) クリーチャー:ビートジョッキー/スターディアス 2000 ■自分のクリーチャーの「インテリゲイン」能力を使う時、そのクリーチャーの下に置く手札の枚数を1枚少なくする。ただし、枚数は1枚より少なくならない。 作成者:Y DMVT-02「戦滅編 第2章 第六の叡智」に登場するビートジョッキー/スターディアス?。スターディアス固有の新能力インテリゲインのサポートとして、取り込む手札の枚数を1枚減らせる。複数体並べればその分減らせる。 名前は、ルネサンス期のフランスの作家・ラブレーの「ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語」から。 フレーバーテキスト インテリな方々は、己の知識を動員して術に変えるらしいっス。俺たちもインテリ目指して、日々学問っスね。---ガルガン・チュリス 評価 名前 コメント
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ガンストR情報wikiへようこそ このwikiはなんとなく気分で作られたwikiです。 公式サイト まともなwiki
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年表 527 キュイーブルが吸血鬼の支配下に置かれ外界と連絡を途絶する 530 魔術師連盟、能動的介入命令発動 540 この頃、暗黒帝国の支配域がジグリタルトに達する 560 アステリエ・ロワーヌが政・軍・教の三権分立を提唱 563 神聖諸侯同盟が成立 571 大陸打通作戦発動 581 フレカントが自領に帰還。エルノール市の建設を始める ??? この頃、惑星連合宇宙軍銀河外周方面艦隊隷下の改ガルガンチュワ級突撃艇パンタグリュエルIIがエルノールの狩猟地に漂着する 757 ローザス皇国、南北に別れ内戦に突入する 777 南ローザスがランベルトに併合され、ソーンバーグ侯国が成立する 796 9 エルノール軍がターモイル川を渡河する 796 10 ルベスタール執政敗死 796 12 8 鎮定軍司令部が戦闘序列を発令、動員を開始する 797 4 9 エルノール滅亡 817 7 3 冒険者たちが旅籠屋で出会う銀月の騎士を名乗る男たちの襲撃 5 襲撃再び 6 冒険者たちヴォルノース市に到着 7 ヴォルノースを出発 15 コルランドル東端の妖精の森に到着。リリアリアらと出会う 22 ギルセリオンが物質界を去る 30 ヴォルノースに帰還 8 7 エルノール城址に到達。見者の塔の封印を見つける 8 狩猟場の森でパンタグリュエルIIを発見 9 エルノール城址に到達。見者の塔の封印を見つける 16 ヴォルノースに帰還 23 ヴォルノースを出発(予定)
https://w.atwiki.jp/talesofdic/pages/13801.html
殺生針(せっしょうばり) 概要 グレイセスfに登場した素材系のアイテム。 登場作品 + 目次 グレイセスfデュアライズ 関連リンク関連品グレイセスf ネタ グレイセスf 毒を持つ魔物の針。まだ毒が残っておるがまれに毒過ぎて復活することも。 素材の一種。琥珀の彫像のデュアライズに必要になる。 ガンスパイダー等が落とす。 No. 078 分類 素材 売値 206 備考 - エナジー消費量 247 出現率 4.80% 入手方法 落 ガンスパイダー(4%)メーチビー(4%)パンタグリュエル(8%) デュアライズ No. 素材 費用 完成品 048 殺生針 妖艶な羽根 1000 琥珀の彫像 ▲ 関連リンク 関連品 グレイセスf 毒針 猛毒針 即死針 ネタ 殺生(せっしょう)=生き物を殺すこと。
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アスター フルネーム アスター 種族 HUMAN 性別 MALE 身長 189 誕生日 不明 所属 不明 所属Ship Ship3 クラスレベル HUNTER/ IDネーム tenbin Last Update 2013-04-19 23 37 10 (Fri) 詳細不明 ある日、ある種の気の迷い故か例のバーへと足を運び、あまり目立つ行動は取れない為行くのはそれっきりになるだろうと考えていたが、その妙な居心地の良さから不思議と以降も度々訪れるようになる。(ただしアエル等、探偵事務所関係者がいない時のみに限られる) 尚、名は明かさず、明かせず、周囲からは「レス」と呼ばれている。由来は名無し=ネームレスより。 ナチ・ユキヒト抹殺の為に偽りの依頼を寄越し襲撃。結果として返り討ちに遭い、力の大半を失う事となる。 彼にとって力とは過去に愛した女性二人の欠片であり想いであり残骸である。それを奪われたことによりナチ・ユキヒトを憎悪し、傷が癒えた後にバーを訪問し、ニコに出会う。 ユキヒトの情報を得るためにニコを尋問し殺しかけるが、ニコからユキヒトはアエルを救いアスターの力を元に戻す事すら可能な装置を開発中だという話を聞く。嘘かとも思ったが違ったならば己を殺しても構わないというニコの心に免じ引き上げ、その装置の完成まで待つことになる。 その際、尋問の様子をイベリスに見られており、アスターはイベリスに俺とはこんな人間だ、と自分の醜い様を告げる。しかしそれでもイベリスはアスターを見捨てず、彼に懇意に接した。 何故君はそんなに優しい。そう問うアスターにイベリスは笑って答えた。おせっかい焼きなのでしょう。そうしてアスターに十字架のネックレスをお守りとして渡す。いつも笑っていられる時がくればいいと。 アスターはそんなイベリスに心打たれ己の名を告げる。そして、必ずまた会おうと、互いに約束しその場を後にしたのだった。 CHARACTER IMAGE SONG GLAY / VERB 鬼束ちひろ / 嵐ヶ丘 第一部~第三部 IMAGE SONG 堂本光一 / 下弦の月 過去 +... 「第一部 パンタグリュエル」 アークスは愚か庭園とすら何ら関係のないある異世界。技術は発達しているとはとても呼べず、せいぜいが近世後期程度の文明と文化しか持たない世界。 なによりも化生《ケモノ》と呼ばれる人外の類と人類が共に存在し、互いの存在を脅かし合う、これはそんなある王国の物語。 ある小さな町の外れにある、小さな教会に棄てられていた一人の赤子。 その赤子は其処のシスターに拾われアスターと名付けられ、育てられる事となる。 やがて成長したアスターは町に住むパンタグリュエルという少女と幼馴染として、そして互いが互いを異性として意識するような関係になっていく。 アスターはシスターの育成方針により、人を愛する人間に育っていった。パンタグリュエルもまた、よくシスターの言葉を聞いており、同じように育っていった。 そしてアスターが15歳、パンタグリュエルが16歳の時、彼らの運命を決定付ける事件が発生。 その日、パンタグリュエルらの住む町に突如として奇妙な巨人が出現。アスターはパンタグリュエルを助けようと町に走り、シスターもまたそれを追う。が、彼らが町に着くと既に其処は見るも無残な惨状と化していた。 やがて報を聞いた軍隊が到着し、戦車やレシプロ機が巨人と応戦。その最中、必死にパンタグリュエルを探そうとするアスターに戦いの火の手が及び、咄嗟にシスターが庇う。 人は時に愚かで時に悪辣で、時に酷く矮小です。けれど、そんな人でも、いいえそんな人だからこそ、愛することが出来るのです。私もまた、貴方を愛しています、アスター。 その言葉を最期に、シスターは死亡する。目の前で育ての親が殺されたショックによりアスターは狂い咲き我を失い、本能のまま軍隊との戦闘により千切れ地に落ちていた巨人の欠片=体毛を喰らい、その力を我が物とし、体毛を操る力を得る。 体毛を操り自らも巨人となったアスターは憎しみに身を任せ巨人と戦闘。辛うじて勝利するが、巨人とはアスターと同じく狂い咲いたパンタグリュエルであると知る。 パンタグリュエルは最期に自分を止めてくれたアスターに謝罪と、礼を述べて、泣き叫ぶアスターの腕の中で静かに息を引き取った。 軍隊は残る化生=アスターへの攻撃を開始。アスターは生き延びる為にその場から逃げ去って行った。 「第二部 ガルガンチュア」 行く当ても、生きる希望もなく彷徨い続けるアスターの下に、ある日、言葉で綴れない程の奇妙な面を被った少女が現れる。 少女は言う。お前は私と同じ、人間じゃない。その言葉にアスターは激怒し体毛を振るう。 だが少女の持つ正体不明の力にアスターは為す術も無く敗北し、追い討ちのようにそのザマの何処が人間だ、と少女は吐き棄て、其処に現れた一頭の巨大な火竜と共に去っていく。 それでもアスターは人として生きようとした。シスターやパンタグリュエルの愛した人間として生きてみせると、そう誓った。 だが、パンタグリュエルの一件が引き鉄となり国王による化生掃討作戦が発令。国中で戦火が巻き起こり、安息の場は露と消える。 それでも力を隠し人間として生きようとしたアスターは、ある街で生き延びていたパンタグリュエルの弟、パーニュと再会する。 喜び合うアスターとパーニュだったが、やがて化生の魔の手が伸び、その街もまた戦場と化す。 人として生きると誓ったアスターだったが、その時、人を守るために力を振るう事を決意。襲来する化生を次々と葬り去り駆逐する。 そうして窮地を脱し人々の下へ戻るアスターを待っていたのは、一発の銃声であった。 胸を貫く鉛玉に、アスターは血を吐き倒れ伏す。銃を握っていたのはパーニュだった。 父さんと母さんと、姉さんの仇、町のみんなの仇、あの巨人の片割れ。涙を流し身体を震わせ、そう呟くパーニュに、周囲の人々も感化されていく。これは化生だ、人に化けた薄汚い化生だ、油断させてから俺達を殺す気だ。 そう言う人々にリンチされ意識を失い、後に軍隊に拘束されるアスター。拷問により情報を聞き出そうとする軍隊だが、アスターは完全に壊れ自暴自棄となり、何もかもがどうでもよくなっていた。 やがて見せしめとして行われようとするギロチンによる斬首刑。薬を打たれ意識を失うアスターと、それを見守る大衆達の、思い思いの言葉達。あんな子供が、さっさと殺せ、家族を返せ。 ギロチンが振り下ろされんとするその最中、アスターが感じたのはただ生きたいという純粋な思い。死にたくない、もっと生きたい、生きていたい。 そして突如響く爆音。現れたのは化生達と、あの火竜と仮面の少女。心身ともにボロボロとなったアスターに、少女は手を差し伸べる。縋る物を全て失ったアスターは、涙を流しその手を取った。 そして少女はアスターを救出し、化生達は其処にいる人々を皆殺しにしていく。 戦いを終え、森の深く、奥深くへと化生達に連れて行かれるアスター。追手を振り切り人の手の届かぬ地に辿り着き、少女が口を開く。 私はルナリア。お前はこの時から、私達の同胞だ。人を棄て、獣となれ、化物となれ。それがお前の最善だ。 次に火竜が言葉を紡ぐ。化生の王たるその存在が、初めてアスターに口を開いた。 吾が名はメトス。人としての名を棄てよ。御主はこれより、ガルガンチュアと名乗るが良い。 ルナリアの言葉に、メトスの言葉に、アスターは、ガルガンチュアは頷いた。人を守ろうとした、人であろうとした、けれど拒絶された、裏切られた、人とはこんなにも醜い生き物であるという事を理解した。 そうして誓う、復讐を。俺を裏切った人間達へ、パンタグリュエルの愛を、シスターの愛を裏切った人間達へ。 「第三部 ルナリア」 ガルガンチュアとして戦場へ身を投じるアスター。傍らに立つルナリアと共に、次々と人間達を殺していくこと二年が経過した。 ガルガンチュアはアコーディオンを弾くのが好きだった。思い出すのはシスターのオルガンと合わせそれをパンタグリュエルが聞いていた幸せな日々。 人間を棄ててなお、そんな甘い記憶に引きずられるように、ガルガンチュアは未だにアコーディオンを弾いていた。 ルナリアは歌が好きだった。その歌声は化生ですら聞き惚れる程の、正に絶世の物であった。歌うと調子が良くなる、歌うと気分が弾む、歌うと幸せな気持ちになる。 そうして二人は共に弾き、歌った。二年の間、ガルガンチュアはメトスに戦いの術を学びながらも、安息を享受するかのようにルナリアと共に音の時を過ごした。 戦友として、音を奏でる仲間として、化生の中で唯一の人の形を持った存在として、まるで人間のような二人はやがて互いを認め合い大切な存在と認識するようになっていく。 だが変わらず人間を殺し続けていく日々に、異変が生じる。 ある日ルナリアが重傷を負って倒れている所をガルガンチュアは発見する。ルナリアはその有様を育ての親であるメトスの仕業だと言った。 そこへガルガンチュア達を囲うように現れる化生と人間達。罠と気づくガルガンチュアに人間は言った、メトスは人間に服従を誓った、その証としてガルガンチュアとルナリアを殺し引き渡すと。 それが真実であると言うように、容赦無く襲い掛かる化生と人間達。ガルガンチュアは再度の裏切りに怒り、襲い掛かる全てを殺そうとする。 だが多勢に無勢で絶体絶命の危機に陥る二人。そこでルナリアは瀕死の身体を他所に最終手段として擬似ブラックホールを生成。二人以外の全てが飲み込まれ危機を脱したが、ルナリアの身体もまた限界となっていた。 死に際にルナリアは初めて仮面を外し素顔を見せ、言った。 人間は憎い、けれどお前と過ごしたあの時が、人間らしい時間と心と言うのなら、お前のような者ならば、人間も決して悪くはなかった。 だから、私はそんなお前にこそ喰い殺されたい。お前の血肉となり共に在りたい。それが私の願いだと。 ガルガンチュアはその願いを聞き入れルナリアを喰らい殺し、彼女の力である重力操作を、忘れかけていた涙とそして人間らしい心と共に手にする。 そしてたった一人、メトスへ挑むガルガンチュア。メトスもガルガンチュアの言葉を聞き入れ、一騎打ちが始まる。 壮絶な戦いの末に生き残ったのはガルガンチュア。死に際にメトスは真実を話した。 メトスの寿命は残り僅かであり、ルナリアもまた病に蝕まれてその命が尽きようとしていた事。そしてこのままでは化生の核である二柱が無駄に死に終え人間の勢いは益々増大し、やがては化生その物が滅ぶしかなくなるという事を。 そこでメトスは後継としてガルガンチュアを選んだ。だが化生には絶対の掟がある。力こそ全て。王位を継がんとする物は現王に力で打ち勝てという掟が。 故に、ガルガンチュアを己を打ち倒すその領域に至らせんとする為の博打を打った。その為に、憎き人間に首を垂れ、愛するルナリアを襲い、ガルガンチュアにその肉を喰らわせ、修羅へと導いた。 どの道此処でガルガンチュアが勝てないようなら、化生に未来は無い。この戦争とて、パンタグリュエルの一件が無ければ起こる筈もなく、メトスもルナリアも、平穏に死んでいっただろう。 最期に、メトスは己の鱗の一枚をガルガンチュアに託し、その死体は灰となって消え去った。ガルガンチュアはメトスを喰らわなかった。 新たにガルガンチュアを筆頭にして戦へ赴く化生達。だがガルガンチュアにとっては、ルナリアとメトスを殺したその時から、人間を殺すこの戦争が、酷く虚しく思えて仕方がなくなっていた。 そして再び戦場で相見えるガルガンチュアと、軍人となったパーニュ。幼い頃より変わり果てたパーニュの姿に、ガルガンチュアは己を透かして見る。 パーニュとガルガンチュア、どちらも愛する人を失い復讐に身を窶した、獣染みた人間と人間のような化生。 そうして悟る。化生、人間、これではどちらもまるで同じ、差など何処にもありはしない。 相手が憎い、だから殺す、それが全て。人間だの化生だの、そんな区別に意味などなく、そんな物に拘り続けてきたこの世の全てが、これではまるで茶番のようだと、ガルガンチュアはそう悟らざるを得なかった。 だから、そんな茶番劇に、幕を引きたくなった。シスターの愛もパンタグリュエルの心もメトスの覚悟もルナリアの想いも、何もかもを胸に秘めて、その上で終わらせようと、そう思った。 無為にするのではない。守るために、彼らの全てをこれ以上、こんな茶番の材料にしたくはないから、だからこの手で終わらせようと、そう思ったのだ。 だから、始める最終決戦。残る化生全てを引き連れ、狙うは首都、そして国王ただ一人。戦力の差は歴然も歴然、あまりに無謀な戦とも呼べぬ自殺行為。 首都に到達するまでの一年で、化生の6割は死亡した。それでもガルガンチュアは止まらない。幾度も幾度も殺し尽くし、人も化生もそのほとんどが死んで果てたその先に、とうとうガルガンチュアは国王を討ち取った。 歓喜はない。これで終わった。これで終われる。思う心はただその一念。そしてガルガンチュアはその後の夜に一人の男を呼び出す。 呼び出した男はパーニュだった。全てを終わらせたガルガンチュアは彼に言う。殺せと。 パーニュは、撃った。何発も何発も何発も、無抵抗なガルガンチュアを撃ち続けた。やがて崖から落下し、暗い海へ沈むガルガンチュア。身体中から血を流し、潮水に傷口が焼け、それでも心は穏やかだった。 薄れていく意識の中、消えていく命を感じながら、ガルガンチュアは静かに目を瞑る。 そして不意に、ガルガンチュアの背後に何者かが出現し、その者がガルガンチュアの身体を掴むと、次の瞬間ガルガンチュアは見た事もない機械だらけの白い部屋に座り込んでいた。 「第四部 ダンデライオン」 真白い部屋。其処にいるのは白衣を着た研究者達。 此処は何処だ。お前らは何者だ。言葉も通じないその状況に、しかしガルガンチュアは理解した。俺は死ぬことが出来なかったのだと。 そしてガルガンチュアは怒った。何故俺をこんな場所へ連れてきた。何故あのまま死なせてくれなかった。何故、俺の全てを無駄にしてくれた。 傷だらけの身体を意にも介せず怒りに身を任せ暴走するガルガンチュア。暴走の末にその研究施設一つを潰す事に成功するが、コード「クレマチス」と呼ばれる花の女性に止められ拘束される。 次にガルガンチュアが目覚めたのは電脳空間の牢獄。牢獄の前に立つのはあのコード「クレマチス」。再び獣の如く力を振るおうとするガルガンチュアだが、電脳空間では力を振るうことが出来ない。 どうやら拘束され気絶している最中に脳にナノマシン(ハックマシーン)を埋め込まれ言語データを自動学習、習得させられたらしく、今のガルガンチュアは言葉を解する事が可能となっていた。 クレマチス曰く、此処はガルガンチュアが暮らしていた場所とは違う世界。組織の名は庭園。 ある時、彼らは異世界からこの世界の物と同質の力=花の力の反応を掴み、数年を掛けてその力の元たるガルガンチュアの存在を確認。 研究の為、何故異世界にいたのかを調査する為、あわよくば兵力補強の為に、ガルガンチュアをこちらの世界に転送したとの事である。 ガルガンチュアが選択する未来は二つ。次の某国某基地襲撃作戦に参加し戦果を挙げ生き残る、挙げられなければ用無しと見なされ処刑される。ただそれだけ。 本来なら有無を言わさず処刑される筈だったが、ガルガンチュアの能力に目をつけたクレマチスが上へ便宜を図りそのような特別措置が下されたらしい。 ガルガンチュアの言葉など聞かず、着々と進められる準備。そして開始される作戦。隊は少数、敵は多数。そんな場所へまともな訓練など何も受けていない人物を混ぜて送るなど、正気の沙汰ではない。 全てを失ったガルガンチュアは、戦場での死を選ぼうとした。何もかもが終わり無意味となった今、生きている意味など無いと思ったから。 だから、わざと敵の攻撃を受け、負傷した。もう俺には何もない、このまま死ねば楽になれる。同行する隊員の激昂を遠い場所のように感じ、血を流して目を閉じる。 だが、それでも恐怖だけはガルガンチュアに残っていた。死への恐怖。嘗て斬首刑に処されそうになったあの時と同じ、圧倒的なまでの恐怖が、ガルガンチュアの身を包む。 そして思った、死にたくない。そしてガルガンチュアの反撃が開始された。 まさに圧倒的だった。同行する他の花の力もまたガルガンチュアが見た事のない凄まじい物ばかりであったが、それでもガルガンチュアは頭一つ飛び抜け異常な戦果を叩き出した。 作戦終了の数週間後、ガルガンチュアに宛がわれた部屋に再度クレマチスが現れる。 おめでとう、今日からお前は我々庭園の兵士だ。 そうして渡されるデータの数々を、ガルガンチュアは黙って受け取る。 この数週間でガルガンチュアは庭園の規模、兵力の片鱗を垣間見た。そして結論付ける、自分一人では逆らった所で間違いなく殺される。 何もかも無くした、生きる意志も希望も無い、けれど決して死にたくはない。そんな我侭にも程がある心こそが、今のガルガンチュアその物。 だから、ガルガンチュアは不平不満など何も言わず庭園へと参加する。最早全てがどうでもいい。他人を殺す事も今更であるし、縛られるのもまた今更だ、俺はただ死にたくないだけなのだから。 データを閲覧するガルガンチュアに、クレマチスが口を開く。 所属員、正確には花という存在にはそれぞれコードネームが与えられる。私のコード「クレマチス」のように、全ての花には各々、個別の名が付けられている。 そして、お前のコードは「ダンデライオン」。今この時を持って、お前の名はコード「ダンデライオン」だ。 ガルガンチュア、その名をメトスに与えられたのをまるで昨日の事のように感じ、そしてその名と別離を決める。 庭園の兵士が一人、コード「ダンデライオン」が此処に誕生したのだった。 異能 +... アスター自身が持つ能力『捕食』 これは対象を『食らう』ことによって、その力を我が物にするという力であり、これによってアスターは『体毛操作』『重力操作』という二つの能力を会得していた。 『食らう』とは即ち対象の肉、体液など種類は問わず、対象を形成する「何か」を己が牙で噛み砕く、或いは飲み込むなどして体内に侵入した時点で発揮され、力を得ることが可能。つまるところ力を得るには対象の肉なり体液なりがある程度の量必要であり、ただ体液を僅かに交換する、対象の皮膚を舐める、などでは能力が発揮されない。ちなみに、『捕食』能力の発動はアスターの任意であるため、食らう物全ての力を得るわけではない。そうでなければ普段の食生活からして動植物の力を得続けてしまう。 なお、『捕食』能力に制限のようなものはないが、アスターは自身のこの能力を毛嫌いし、また大切な人を奪ってしまった戒めとして、その能力を使うことは永遠にないと宣言している。(再びメタ的な事を言うと元設定では制限アリですがそうするとアスターがいろいろと大変な事になるので省くことに。戒め云々の件は元設定通りです。) パンタグリュエルを食らった事により得た『体毛操作』 これは毛髪から陰毛に至るまで、自身のあらゆる体毛を伸縮、硬軟自在に操ることが出来る能力である。 奇妙な力ではあるが、体毛を刃や鞭、或いは盾や鎧として形成し装備、果てには体毛を伸ばし纏め上げ続けることで、硬質の巨人となることすら出来てしまうという、対少数から対多数まで時・場所を選ばず、使い手の発想次第で恐ろしく強力な能力へと変貌する。 巨人は数百メートルものサイズとなり、その中にいるアスターを仕留めなければ止まる事は無い。例え巨人の手足を切落とそうが体毛で形成されているが故に直ぐに再生される。 体毛である為に弱点は火炎だが、後述する重力操作によって炎熱すらも弾き更に巨人状態での飛行すら可能とする。 ルナリアを食らった事により得た『重力操作』 これは文字通り、自身の周囲の重力を操る能力である。 操作できる範囲は数十~数百メートル。その内なら何処であろうと局地的に重力異常を引き起こし、範囲に入った対象は例外なく、動くことすらままならず圧殺される。 しかし、この能力の真価は周囲の拘束、圧殺にあるのではなく、寧ろ自身の戦闘能力の異常と呼ぶべき強化にあると言ってもいい。 自身が放つ打撃、斬撃、弾丸等には全て重力操作による加重が行われ、それらは通常の数倍の速度、威力と化す。また、逆に敵の攻撃は重力操作によって悉く逸らされる事となり、近づくことさえままならず、更には常人では考えられない程の高速移動、そして飛行すらも可能とする。これらと前述した体毛操作を組み合わせることにより、隙のない鉄壁の布陣が完成することとなる。 また、この能力の最大の脅威といえる戦術―――即ち『擬似ブラックホール生成』というものがある。 重力操作の力を一点に集中することによって生成されるこの重力嵐は、前述した範囲、威力をゆうに超えて周囲の悉くを捻じ切り、圧殺し、破壊し尽くす。その様は文字通りの『天災』と言っても良い。 あまりに強大すぎる力故にアスターとて長時間の制御は不可能であり、持って二分が限界である。それ以上は最早『擬似』ではなくなりアスターの制御も受け付けず、やがて星そのものを食らい尽くす。 以下、中の人よりお詫びとお願い 上記、アエルのページの設定、その他設定故、特に探偵事務所各員にとっては非常にデリケートなキャラクターです。 お手数をお掛けしますが、バーにて接触した際には彼をキャラ名で呼ばないようお願い致します。 また、万が一何方かが彼の名を呼ばれた場合は、再度こちらから説明しますので可能ならば無反応でお願い致します。 誠に手前勝手なお願いをする事をお詫びいたしますが、何卒よろしくお願い致します。 ― ADVERTISEMENT. ―
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幕間 白銀の巨船12/13 攻略チャート Part2 洞窟クリア後~洞窟から2番目の町へ 2番目の町 幕間 白銀の巨船 12/13 キーイベント スカーレット、ヴァルカン、ゼノ&レオニダス、アルティナ、 怪盗ブルブラン、神速のデュバリィ、劫炎のマクバーン 1Fの7箇所を回った後、階段下の執事&メイドに近づくとミニ会話イベント 2Fの貴賓室にアルフィン パンタグリュエルを脱出しよう 一時的にアルフィンがパーティーに加入 1Fのリィンのいた客室の隣の部屋からダクトへ 抜けた先で戦闘 領邦軍兵士×2 パンタグリュエル・艦内通路 アセラスの薬、オレンジケープ、ティアラルの薬 通路を進んでいくと途中で戦闘 領邦軍兵士×2、ドーベンカイザー 回復ポイントの先でイベント、ボス2連戦 戦闘はリィンのみ 怪盗ブルブラン、神速のデュバリィ リィンは神気合一の永続状態 HPをある程度減らすと終了 HP1残るため倒せません クロウ リィンは神気合一の永続状態 幕間 白銀の巨船 END 12/15 帝都東部巡回1 攻略チャート Part2 洞窟クリア後~ 洞窟から2番目の町へ することを記述 2番目の町 することを記述 注意したほうがいいことなどは この形で書くと目を引きます 入手アイテム 場所 あいてむ1 宝箱 あいてむ2×2 宝箱(隠し) Part2へ
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分岐 名前 Rank 切断 破砕 貫通 非物理 スキル(備考) ◇│ ガルガンテュア 9 0 184 0 火362 駆除技術 弾丸マスター レーザーマスター 合成 28000fc 神煌妃ノ赤貴鎧x4 神煌妃ノ赤貴糸x2 神煌妃ノ赤貴刃x2 神煌妃ノ黄泉石x1 神煌妃ノ赤貴鉄x1 │◇│ ガルガンテュア 改 10 0 202 0 火397 駆除技術 弾丸マスター レーザーマスター 強化 18000fc 極密度複合コアx3 │◆ ※最終段階パンタグリュエル 11 0 217 0 火428 駆除技術 弾丸マスター レーザーマスター 強化 23000fc 神煌妃ノ赤貴鎧x4 神煌妃ノ赤貴鉄x3 神煌妃ノ赤貴刃x3 神煌妃ノ神酒x1 神煌妃ノ荒魂x1